欧州CE政策が目指すもの

2019年8月31日

東大梅田靖教授が主査になってまとめられた21世紀政策研究所の報告書です。
http://www.21ppi.org/pdf/thesis/190405.pdf からダウンロードして読むことができます。
国際標準化や欧州の有力企業の動き、日本の企業の受け止め方など、現在の状況を知るのにはよいれボードです。

pdfここからもダウンロードされます

ただ、冒頭の文章などの概括的記述に「資源を循環させ有効利用していく」政策というような、問題解決型の政策てあるかのような視点が残っているのが気になりました。どちらかというと「今ある広義の資源を徹底的に活用し付加価値を生み出す」政策、ととらえて欧州企業のとらえかたと、日本企業の問題意識を読み比べると何が求められ、何が足りないのかがより読み取れると思われます。
           (文責 HALADA)

 

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Posted by hal