2026/04/06 CE-MVC 八周年年会記念公開シンポジウム「サーキュラーエコノミー指標の最新動向 ― KPI化がもたらす政策と企業経営の変化」
要約
サーキュラエコノミー国際指標シンポジウム
Susdiは、サーキュラエコノミーの国際動向と指標についてのシンポジウムを主催し、国立環境研究所の田崎氏がEUの循環経済指標の進展について発表した。田崎氏は、EUの指標システムが2023年に改正され、資源セキュリティ、グローバル持続可能性、企業生産性などの新しい指標を含むことを説明し、サーキュラエコノミーの実装において、Three Loops Plus Alphaのアプローチとインパクトリスクの考慮が重要であることを強調した。
循環経済指標計測議論
循環経済の指標計測について詳細な議論を行い、インフローとアウトフローの三つのコア指標の重要性を強調した。企業レベルの指標選択とグローバルカの形成について話し、CTIのバージョンアップと研究者レベルの指標の活用方法を説明した。地域レベルの取り組みでは、複数の市町村での施設運営の重要性と、一般廃棄物データビュアライゼンスツールの活用について言及した。会議の最後に、指標計測上の課題として、試験転換分野での環境負荷の考慮、複数セクター間の連携、ストック指標の扱いなどが議論された。
CE量標準化と規制議論
CEの根本的な多元性と三つのループに加えてプラスアルファについて説明し、企業レベルのC量の標準化について議論した。会議では、指標の具体的な適用方法や使用期間について質問があり、Susdiは各業界によってアプローチが異なる可能性と、経済的影響を考慮した規制の重要性を強調した。最終的に、環境省の吉田様が日本の短期大エコノミーKPIについて解説することになった。
グローバルインフラ制御計画
Susdiは、2022年頃からグローバルなインフラ制御について議論し、2023年頃から正式に取り組みを開始する計画を共有した。彼は、循環型経済指標の測定について、トップダウンとボトムアップの両方のアプローチの難しさを説明し、特にエネルギー分野での測定の複雑さについて言及した。Susdiは、CTIとICSの概念、測定単位の統一性の問題、そしてGCPプロトコルとの関連について詳細に議論し、現在の取り組みがまだ不十分であることを強調した。
GCP初版開発議論会議
Susdiは、GCP(グローバル コンプライアンス プログラム)の初版について議論し、製品寿命の測定やリサイクル指標の課題を説明した。会議では、初版が約1年半の開発期間を要し、まだ多くの問題点があることが確認された。参加者から企業レベルでの評価方法やメリットについて質問があり、Susdiは規制対応の重要性と、企業が内部でテストしながらルールの変化を待つ戦略について回答した。
循環生産の議論
Susdiは会議の技術的な問題について議論した。Susdiは2020年から2026年までの期間における循環生産の変化について報告し、2025年までの取り組み全体を振り返り、循環システムの制度整備と価値の分離・再配置に関する新たな枠組みの模索が重要であることを強調した。Susdiは研究会として現場からの問題提起と来年への整理が重要な段階になっていると述べ、シンポジウムの継続が必要であることを示した。
部署展開とリサイクル戦略会議
Susdiは部署の展開について議論し、制度の背後にある構造と展開を明確にすることの重要性を強調した。彼はサークラブルの実施方法と3のステップについて話し、リサイクルを社会システムの再設計に活用する方法を提案した。会議では中国とアメリカのリサイクル政策に対する日本の対応について議論が行われ、資源管理システムの転換と自然安全保障の観点から、社会に蓄積された資産の活用方法について検討された。
プラスチックリサイクル政策会議
会議では、プラスチックリサイクルに関する報告が行われ、宮川氏が高品質リサイクル材料の定義とランク分類(Aランク・Bランク)について説明した。環境省の提言委員会からは、自然有効利用促進に関する基本方針への提言が報告され、価値型循環の実現に向けた六つの提案点が示された。経済産業省の今井氏から、資源循環経済に関する政策と支援体制について説明があり、特にバッテリーと自動車部品のリサイクルに重点が置かれていることが共有された。
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八周年年会記念公開シンポジウムを開催いたします。
「サーキュラーエコノミー指標の最新動向 ― KPI化がもたらす政策と企業経営の変化」
サーキュラーエコノミー(CE)は、近年、単なるリサイクル政策や資源効率政策を超え、経済社会の構造そのものを再設計する政策概念として急速に重要性を増しています。
とりわけ最近の大きな変化は、CEの進展を測る指標が、企業・政策の管理指標(KPI)として制度化されつつあることです。
従来のリサイクル率などの量的指標から、資源価値の保持、損失、寿命、社会的持続性などを含む多次元的指標へと発展し、企業の経営管理や政策評価の中心に位置づけられ始めています。
この動向は、CEを「理念」から「実行管理の対象」へと転換させる重要な制度的変化であり、企業の投資判断や政策設計にも直接影響を与えるものとなっています。
本シンポジウムでは、こうした最新動向を踏まえ、CE指標のKPI化という世界的潮流をテーマとして、政策・研究・産業の各視点から議論を行います。
基調講演
サーキュラーエコノミー指標の国際動向と進展
近年のCE指標の変化、国際機関や各国政策の動向、企業管理指標としての実装の可能性について解説いただきます。
講演:田崎智宏 氏(国立環境研究所)
政策講演
COPにおいて公表された日本のサーキュラーエコノミーKPI
昨年のCOPで公表された日本のCE関連KPIについて、その背景と政策的意義を解説いただきます。
講演:吉田諭史 氏(環境省)
活動報告・論点提示
サーキュラーエコノミーの新しい論点と研究会活動CE-MVC研究会のこれまでの活動報告とともに、
サーキュラーエコノミー指標の理論的変化、企業ダッシュボードとしてのCE-KPI、
資源循環の質の評価、プラスチックリサイクル政策の検討、調査委員会報告および提言委員会の提言、など、現在のサーキュラーエコノミーをめぐる重要論点を提示します。
報告:原田 幸明(CE-MVC研究会代表)
来賓挨拶
経済産業省・環境省より
サーキュラーエコノミー政策の最新動向についてご挨拶をいただきます。
本シンポジウムの目的
本シンポジウムは、CE指標の国際動向、KPIとしての制度企業経営への実装、日本の政策動向を総合的に整理し、サーキュラーエコノミーを実行可能な制度として構築するための議論の場とすることを目的としています。
また、シンポジウム終了後は、和飲懇談会(有料)での交流の場を予定しています。
主催:サーキュラーエコノミー・マルチバリュー循環研究会(CE-MVC)
日時:2026年4月6日(月)13時から17時、和飲交流会17:15から19:30
場所:Robin Club 表参道 : ビル左側直接出入口(階段)からB1Fへ 又は、ビル正面入って左側EVでB1Fへ
東京メトロ:千代田線・銀座線・半蔵門線「表参道」駅 ⇒青山学院方面改札 ⇒B3出口(EV)まで徒歩1分⇒B3出口から徒歩1分
又は、⇒青山学院方面改札 ⇒B1出口(階段)まで徒歩3分⇒B1出口即
〒107‐0062東京都港区南青山5-6-23
次第:
13:00 開会 あいさつ
13:10ー13:55 基調講演 田崎智宏 / 国立環境研究所
13:55ー14:40 政策講演 吉田諭史 / 環境省
14:40ー15:25 原田幸明 研究会の活動報告
15:25ー15:55 各委員会等活動報告
15:55ー16:00 休憩
16:00ー16:50 ご挨拶
16:50ー17:00 エンディング 挨拶
17:15ー19:30 和飲交流会 同じ場所
参加方法: Peatixの各種チケットをお申し込みください。
参加者: 参加無料です。和飲交流会にもぜひご参加下さい。メディア等の方も、peatixにてお申込み下さい。


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