2026/03/26 MVCmembers#86 メンバーミーティング「LiB処理技術の最前線」

2026年4月29日

No.86メンバーミーティング

〇ミーティング要約

簡単なまとめ
サーキュラーエコノミー研究会の8周年記念会の4月6日のシンポジウム開催が発表された。会議ではリチウムイオンバッテリーの処理技術について議論され、中国と日本のリサイクル業界の現状、技術的課題、環境規制の違いが検討された。参加者たちは、中国のリサイクル産業の迅速な発展と日本の技術的優位性の維持について議論し、包括的なアプローチと政府の関与が必要であることに同意した。

要約
日本産業の課題分析会議
この会議の議事録は、品質管理、設備選択、業界の課題についての議論が含まれています。朴:
日本の産業現状について話し、中国の業界との比較を含む分析を行いました。議論では、設備の価格、技術の進化、人材の確保などの課題が取り上げられ、特に日本の産業の変化と外部の競争力について言及されました。会議の最後に、ベンチマークの可能性と社会的要因についての議論が行われました。
リサイクル業界現状報告会議
原田:
リサイクル業界の現状と将来の動向について話し始め、2020年と2025年の中国と日本の生産車のデータを共有した。
リチウムイオンバッテリー リサイクル状況
原田:リチウムイオンバッテリーのリサイクル状況について詳細な説明を行った。中国と韓国は材料生産者と直接連携してリサイクルを進めており、80%を良質な材料、10%を低品質材料として分類するアプローチを取っているが、日本は高性能磁石の品質維持のためリサイクルに制限がある。リサイクルにおける主要なコストは前処理に集中しており、不活性破砕が世界で最も広く使用されている方法である。現在、ブラックマス(リチウムイオンバッテリーの廃棄物)の回収量は国産が約100キロトン、輸入が約60キロトンで、中国は新しい貿易コードの導入により海外からの廃棄物の集積を拡大している。
直接リサイクル技術の課題検討
原田:
直接リサイクルについて説明し、既存の設備を活用してコバルトなどの金属を回収できる可能性があるが、リチウムの回収は技術的に困難でコストが高いため実現が難しいと述べた。現在のリサイクル手法は化学反応に基づいているが、直接リサイクルは物理的反応に基づき、将来的には化学者ではなく物理学者が主導する必要があると指摘した。リチウムの回収価値が限界にあるため、リチウムイオン電池のリサイクルには課題が多く、直接リサイクルの研究が重要であると結論づけた。
リチウムイオンバッテリーリサイクル技術
原田:
リチウムイオンバッテリーのリサイクルについて議論し、現在の中国の金属回収技術から材料再生機能への移行が必要だと強調した。彼は日本が国際的な視点から技術的優位性を保ち、ブラックマスをホワイトパウダーに変換する技術を開発することで競争優位を得られると述べた。
原田:リサイクル技術の重要性を強調し、国が個体展開の技術開発を支援し、将来的には発展途上国との国際的な協力関係を構築する必要があると結論づけた。
中国リサイクル業界環境規制会議
会議では、中国のリサイクル業界の環境規制、技術的発展、特許制度について議論が行われた。参加者は、中国の環境規制がISOより厳しく、原材料費が日本より低いことを確認し、中国企業の技術共有と発展の迅速さについて話し合った。また、民生用リサイクルにおける選別の重要性や、中国の電池リサイクルにおける技術的課題、特に発火防止の問題についても検討された。
中国リサイクル産業比較分析
原田:
中国のリサイクル産業について説明し、中国は日本と比べて多様なハイリグ種類を処理しているが、量が重要であることを強調した。中国では電池の診断方法が標準化され、50-70%の状態でESOを採用し、半径500km以内にリサイクル工場を設置する取り組みがあることが報告された。
堤:
日本のリサイクル技術の遅れについて懸念を表明し、中国の充電器数が120万機に達しているのに対し、日本は50万機にも満たないことを指摘した。
遊佐:
産業政策との連携を通じて、リサイクル産業の発展を支援する必要性を述べた。
ブラックマスリサイクルシステム比較議論
会議では、中国と日本のブラックマス(廃棄物)リサイクルシステムの違いについて議論された。
原田:
中国ではリボなどの部品を転売することが一般的であると説明し、日本では新しい産業システムと法体系の必要性が話し合われた。参加者たちは、欧州の環境規制を参考にしながら、日本独自の標準化と循環システムの構築が重要であることに同意した。
遊佐:
メーカーとしての視点から、規制だけでなく先のイノベーションまで含めた包括的なアプローチが必要であると述べ、政府の関与も含めたより広範な議論の場が必要だと提案した。

【題目】LiB処理技術の最前線

【趣旨】
リチウムイオン電池(LiB)の処理とブラックマス問題は、単なるリサイクルの枠を超え、資源効率や元素戦略、さらにはエシカルマテリアルの観点からも極めて重要な課題です。本研究会では、エビプロホールディングス様をお招きし、LiB処理の最前線についてご講演いただくとともに、代表理事よりブラックマスの現状と課題について話題提供を行います。

【日時】2026年3月26日(木)14:00-17:00ハイブリッド方式

<ハイブリッド方式:現地会議+Zoom>+和飲交流会17:30-19:30

【場所】
・現地会議室: 新宿アントレサロンビル3Fセミナールーム  都営新宿線、東京メトロ丸ノ内線・副都心線 「新宿三丁目」駅C8出口徒歩1分  〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-13

・Zoom 会議

・和飲交流会:「うおや一丁」新宿三丁目駅C8出口BYGS新宿ビルB1F  住所:新宿2-19-1

【アジェンダ】
14:00-14:05 挨拶
      原田幸明 CEMVC研究会 代表

14:05-14:45 講演「LIBリサイクル技術の最前線(仮)」
      朴 玉丹 株式会社エンビプロホールディングス 研究室長

14:45-14:50 休憩

14:50-15:30 講演「ブラックマスのゆくえと世界のLiBリサイクル」
      原田幸明 CEMVC研究会代表理事

15:30-16:20 意見交換

16:20-16:45 Zoomを終了し現地会議室だけでフリートーキング

17:30-19:30 和飲交流会(別場所)

【参加方法】
Peatixの各種チケットをお申し込みください。

【参加者】
会員、特別会員、準特別会員(ここ一年講師をお願いした方)、Annual Report購読者は、無料です。本会は、会員限定です。入会ご希望の方のみ、特別に2万円でご参加下さい。メディア等の方は、非公開です。

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