2026/10/07 No.4 CE × Dialogue 価値を残す循環とは何か リマン等の高次循環を考える

2026年9月21日

No.4 CE × Dialogue
【題目】-サーキュラーエコノミーの「なぜ?」を掘り下げる知の往還-
「価値を残す循環とは何か リマニュファクチャリング等の高次循環を考える」

【趣旨】
限りある資源を有効活用し、環境負荷を抑えながら、新たな経済価値を生み出すサーキュラーエコノミー。その実現に向けて、製品や部品が持つ価値を、社会の中にどこまで残すことができるのでしょうか。
我が国では、循環経済への移行に向けて、再生資源の供給網強靱化、再生材需要の創出、高度リサイクルの事業性確保、環境配慮設計、GXに不可欠な原材料の再資源化などが重点的に進められています。これらは、資源安全保障、脱炭素、産業競争力の強化という観点からも重要な取組です。
一方、回収された製品、部品、モジュールの中には、素材に戻す前に、製品や部品として引き続き活用できるものも少なくありません。これらを直ちに素材として再資源化すると、素材価値は回収できても、製品が備えていた機能、製造・加工に投入された技術やエネルギー、部品としての有用性、既存の供給網、さらには再製造に要する時間など、多様な残存価値が失われる可能性があります。
こうした価値をできる限り維持し、次の利用へつなぐには、リサイクルを中心とする「資源を戻す循環」に加え、リユース、修理、リファービッシュ、リマニュファクチャリング、部品・モジュールの再利用などによる「価値を残す循環」を、社会や産業の仕組みに組み込むことが重要です。
しかし、これらは一部の製品分野や企業で実践されているものの、業界や企業の枠を越えた社会実装には、なお多くの課題が残されています。回収された製品や部品に、どのような価値がどの程度残っているのか。その価値を誰が、どのような基準で評価するのか。品質、安全性、性能への信頼をどのように担保するのか。また、残存価値を持つ製品や部品が円滑に流通する市場や制度を、どのように整備するのか。検討すべき論点は多岐にわたります。
第4回となる今回は、リマニュファクチャリングをはじめとする高次循環に焦点を当て、クリティカル・スピーカーとして国立研究開発法人産業技術総合研究所の松本氏に問題提起をいただきます。その上で、製品・部品に残る価値の可視化と評価、品質・性能への信頼性確保、残存価値の流通を促す市場・制度設計などの観点から、高次循環を産業横断で社会実装するための方策を多角的に議論します。
具体的には、製造業における製品・部品の回収と再利用、保守・修理情報の活用、再利用可能性を高める設計、品質保証と責任分担のあり方、デジタル技術を活用した製品状態・履歴情報の共有などを取り上げます。個社だけでは解決が難しい課題を共通論点として捉え直し、業界や製品分野を越えた解決の方向性を探ります。
また、本テーマについて、コメンテータとしてご参加いただける方を広く募集します。リユース、修理、リファービッシュ、リマニュファクチャリング、部品再利用などに取り組む方、製品設計、品質保証、保守サービス、回収・流通に携わる方、関連技術や評価手法を研究する方、さらに政策立案や企業経営に携わる方からのご提言をお待ちしています。
それぞれの現場で培われた率直な経験と多様な視点を持ち寄り、「資源を戻す循環」にとどまらない「価値を残す循環」の可能性を掘り下げ、その社会実装に向けた新たな道筋を探究します。

【日時】
2026年10月7日(水)14:00-17:30
<ハイブリッド方式:現地会議+公開Zoom>+和飲交流会17:30-19:30

【場所】
・現地会議室:
新宿アントレサロンビル3Fセミナールーム 都営新宿線、東京メトロ丸ノ内線・副都心線
「新宿三丁目」駅C8出口徒歩1分 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-13
・Zoom 会議
・和飲交流会:「うおや一丁」 新宿三丁目駅C8出口BYGSビルB1 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-19-1

【アジェンダ】
14:00-15:00 クリティカル・スピーカー
       松本光崇 産業技術総合研究所
       遊佐 アビームコンサルティング
15:00-15:10 ティータイム休憩
15:10-17:15 深堀ディスカッション
ライトニングトーク(5分/名)
17:30-19:30 和飲交流会「うおや一丁」

【参加方法】
https://circular-industries.net/meeting/

【参加者】
CEMVC研究会の会員、特別会員、準特別会員(ここ一年講師をお願いした方)、
Annual Report購読者は、現地会議およびZoomは無料です。

非会員はZoomおよびYouTube視聴は無料です。
非会員は現地参加無し(和飲交流会参加者を除く)とさせて頂きます。
和飲交流会は、会員/非会員問わず参加費\5,000.-です。

【場所案内】

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