2026/05/11 MVCmembers#88 メンバーミーティング「フィジカルAI」ハイブリッド方式<現地+Zoom>+和飲交流会
No.88メンバーミーティングを開催します。
【題目】フィジカルAI
【趣旨】
「サーキュラーエコノミー・広域マルチバリュー循環研究会」では、会員ミーティングにおきまして、昨今産業界と学会の双方において急速に注目を集める「フィジカルAI(Physical AI)」を取り上げることと致しました。フィジカルAIとは、自律的に環境を認識し、判断し、行動するロボティクスやインテリジェントシステムを指します。これらは単なる省人化・効率化の手段にとどまらず、物質の流れを根本から再設計し、廃棄物を資源へと転換する「循環経済(サーキュラーエコノミー)」の実現において、決定的な役割を担いうるものとして期待されております。しかしながら、この新しい技術と循環経済の接合点は未だ開拓の途上にあり、両者を架橋する体系的知見は十分に蓄積されているとは申しがたい状況にあります。かかる状況を踏まえ、本会員ミーティングでは、以下の二つの視点から議論を深めてまいります。
産業最前線に学ぶ「フィジカルAIによる循環価値創造の先駆的取組」
まず、民間企業におきまして、すでにフィジカルAIを活用し、資源の選別・分解・再生プロセスの革新や、製品ライフサイクル全体を通じた循環設計の最適化に取り組まれておられる先端的事例をご紹介いただきます。従来のリサイクルインフラでは困難とされてきた異種素材の高精度選別、分解工程の自律化、さらには製品の状態監視に基づくリマニュファクチャリングの自動化など、具体的な技術的成果とその経済的意義について、実証データを交えながら共有いたします。
アカデミアの視座から「フィジカルAI活用による循環経済システムの再構築」
続きまして、学会の第一線でご活躍の先生をお迎えし、フィジカルAIが循環経済にもたらす構造的インパクトについて、学術的見地からの論点をご提示いただきます。特に、自律分散型システムとしての循環インフラの設計原理、デジタル製品パスポート(DPP)とフィジカルAIの連携によるトレーサビリティの高度化、人間とAIの協働が生み出す新たなビジネスモデルの可能性、フィジカルAIの普及がもたらす社会的受容性や雇用構造の変化、といったテーマについて、欧州を中心とした国際的な研究動向も織り交ぜながら、本研究会ならではの俯瞰的視点から議論を展開できればと思っています。
本ミーティングは、テクノロジーの地平にとどまらず、それをいかにして循環型社会の制度設計や企業戦略に統合していくかという、まさに「広域マルチバリュー循環」の核心に迫るものと確信しております。
【日時】2026年5月11日(月)14:00-17:15 <ハイブリッド方式:現地会議+Zoom>+和飲交流会17:30-19:30
【場所】
・現地会議室: 新宿アントレサロンビル3Fセミナールーム 都営新宿線、東京メトロ丸ノ内線・副都心線 「新宿三丁目」駅C8出口徒歩1分
〒160-0022 東京都新宿区新宿2-12-13
・Zoom 会議
・和飲交流会:「うおや一丁」新宿三丁目駅C8出口BYGS新宿ビルB1F 住所:新宿2-19-1
【概要】
樹:
物理世界の実態をサイバーに反映すると同時に、サイバーで高効率な処理を物理世界で再現するフィジカルAIはサーキュラーエコノミーにおける情物一致を実現するキーテクノロジーである。デジタルプロダクトパスポート(DPP)の実装が目指されている中、フィジカルAIの利活用はデータの入り口ともなり得るものであり、DPP未実装の段階でも循環高度化に役立つものである。
【アジェンダ】
14:00-14:05 挨拶
原田幸明 CEMVC研究会 代表
14:05-14:45 講演 「循環とフィジカルAI 」
樹世中 野村総合研究所 エネルギー産業コンサルティング部 環境循環ドメイン
14:45-14:50 休憩
14:50-15:30 講演 「フィジカルAIの研究動向と応用事例」
福重真一 早稲田大学 理工学術院 創造理工学部 経営システム工学科
15:30-15:35 休憩
15:35-16:25 意見交換
16:25-17:15 Zoomを終了し現地会議室だけでフリートーキング
17:30-19:30 和飲交流会(別場所)
【参加方法】
Peatixの各種チケットをお申し込みください。
【参加者】
会員、特別会員、準特別会員(ここ一年講師をお願いした方)、Annual Report購読者は、無料です。本会は、会員限定です。入会ご希望の方のみ、特別に2万円でご参加下さい。メディア等の方は、非公開です。

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