2025/04/21 サーキュラーエコノミー&広域マルチバリュー循環研究会 7周年記念無料シンポジウム「今、ビジネスが変わる! 若手経営者によるCE・SDGs型ビジネスの本格始動と新たな挑戦」

2025年4月15日

サーキュラー・エコノミー&広域マルチバリュー循環研究会 7周年記念無料シンポジウム

「今、ビジネスが変わる!
若手経営者によるCE・SDGs型のビジネスの本格始動と新たな挑戦」

かつては一部の先進企業や政策関係者の間で語られていた「サーキュラーエコノミー(CE)」が、いよいよ本格的にビジネスの主流に組み込まれようとしています。環境負荷を削減しながら持続的な成長を可能にするこの概念は、これまで「理想論」とも捉えられがちでした。しかし、ここ1年の間に、各国の政策や市場の変化、技術革新が急速に進み、CEビジネスが具体的な収益モデルとして成立し始めています。

本シンポジウムでは、まさに 「今だからこそ動き出すCEビジネスの最新動向」 を探り、これからの市場で何が起こるのかを明らかにしていきます。

◆ サーキュラーエコノミーが「理想」から「現実」に変わる瞬間

政策の後押しが決定的に —— 政府が打ち出した「資源循環戦略」「移行加速パッケージ」など、CEを前提とした経済システムの整備が進んでいます。2024年には、EUをはじめとする海外市場がCEを推進する新たな規制を導入し、日本企業も対応を迫られています。
投資家の目線が変わる —— ESG投資においても「環境負荷の低減」だけでなく「資源循環の視点」が求められるようになりました。企業価値を高める手段として、CEビジネスが注目されています。
消費者行動の変化 —— 「所有」から「利用」へ。レンタル・リユース・リペア市場が拡大し、これまでの大量生産・大量消費モデルが根本から見直されています。
デジタル技術との融合 —— マテリアル・トレーサビリティ、デジタルプロダクトパスポート(DPP)、ブロックチェーンなど、資源循環を可視化し、効率的に管理する技術が実用段階に入っています。
◆ これからのビジネスチャンスと先行企業の動向
本シンポジウムでは、急速に拡大するCE市場で「今、何が起こっているのか?」「どのようなビジネスモデルが成功しつつあるのか?」を具体的な事例とともに解説します。

登壇者には、CE・SDGsビジネスの最前線で活躍する企業のキーパーソンを迎え、実際の課題や今後の展開について議論します。

CLAS(久保裕丈氏) —— 家具・家電の循環型レンタルビジネスの挑戦と市場の広がり
オシンテック(小田真人氏) —— CE関連の国際規制動向をAI解析する新たな試み
日本のCE政策担当者 —— 政府が今後どのようにCEビジネスを支援していくのか
また、研究会メンバーによる「CE実装の課題と展望」についての最新の分析報告も予定しています。

◆ CEビジネスの新たな機会を掴むために
サーキュラーエコノミーは、もはや一部の環境意識の高い企業だけの話ではなく、今後の競争力のカギを握る重要な戦略 となっています。規制や市場の変化に適応し、ビジネスチャンスをいち早く掴むためにも、このシンポジウムは絶好の機会です。

CEに取り組む企業関係者、新規事業を模索するスタートアップ、政策立案者、研究者など、多様な立場の方々のご参加をお待ちしております!

昨年の様子は  https://susdi.org/wp/mvc/post-1850/ から!

日時:2025年4月21日(月)13時から17時

場所 〒107-0062東京都港区南青山5丁目6-23  Robin Club 表参道 <現地のみ>

1300-1310 開会 あいさつ

1310-1355 株式会社クラス / 代表取締役社長 久保裕丈氏 経済性と環境性を最大化させる耐久財循環型事業のあり方

1400-1445 株式会社オシンテック 代表取締役 小田真人氏 CE関連の国際ルールメイキング動向を政策立案や経営戦略に取り込む新たな試み

1450-1535 原田 「みえてきたCEのツボ」 CEの方向性と研究会の活動報告

1535 -1550 提言委員会 再生資源高度化法の運用と資源有効利用促進法見直しに関する提言

1550-1605 プラスチック・マテリアルリサイクル分科会 プラリサイクル原料規格化の提案

1610-1630 経産省挨拶

1630-1650 環境省挨拶

1650-1700 エンディング挨拶

1700-1930 コミュニティタイムwith drink(和飲交流会)  (有料8000円)

株式会社クラス / 代表取締役社長 久保 裕丈

東京大学新領域創成科学研究科修士課程修了。2007年4月、米系のコンサルティング会社A.T. カーニー入社。2012年ミューズコー株式会社を設立し、年商20億円規模まで成長させ、2015年に売却。その後、個人で数十社の企業顧問を務める。2018年、「“暮らす”を自由に、軽やかに」をビジョンに、株式会社クラスを設立。耐久消費財の循環型エコシステムを構築してサーキュラーエコノミーに貢献し、新たな社会インフラとなるべく、産官学連携で取り組んでいる。

株式会社クラスでは、ライフスタイルや環境の変化に合わせて、いつでも自由で最適なアイテムを利用することで、空間的・時間的価値を向上するため、個人・法人向けにサービスを展開。

・循環型の家具と家電のレンタル・サブスク「CLAS」:https://clas.style/
・ビジネスに特化した法人向けサービス「CLAS BUSINESS」:https://clas.style/biz/
・大型オフィス家具のトライアル:https://clas.style/biz/phonebooth
・不動産ビジネスのサポート「CLASホームステージング」: https://clas.style/biz/staging
利用後に返却された商品は、リペア(修繕)・クリーニングを施して次の方へ再レンタルし、廃棄を回避。大量生産・大量消費の生活様式を見直し、持続可能な循環型社会に向け「所有しない利用」を促進、「持たない、捨てない社会」の実現を目指す。

ECサイト対象エリア:東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県・大阪府・京都府・兵庫県

株式会社オシンテック 代表取締役 神戸情報大学院大学客員教授 小田真人

慶大卒、ISID(現:電通総研)入社。MBA取得後、12年よりシンガポール赴任。18年オシンテック設立 代表取締役。国連機関等の支援を受け、インテリジェンス支援システムのRuleWatcherを発明、国際機関、政府、企業、大学、NGO等に提供。19年より、神戸情報大学院大学客員教授(兼)、専門はオシントと非市場戦略。21年社会人向け教育プログラム提供開始、23年ソーシャルシンクタンク活動を開始、北欧との国際提携を推進。政策提言なども行う。RuleWatcher は UNESCOの人工知能委員会から、人の力を奪わない仕組みとして Global Top 100 Projectに認定。国連ワールドサミットアワードで、日本からグリーンエネルギー部門で初受賞。日本弁理士会長賞など、多くの賞を受賞。多くの企業の戦略立案にも使われています。

プラスチックが世界中の海洋を汚染し、巨大企業の時価総額が国家予算を越え、気候変動が深刻さを増す時代-。国境を越える問題が増えるにつれ、国境を越えるルールの影響力も大きくなってきました。RuleWatcherは、現代の「国境を越える課題」に対し、世界ではどんな議論が起っているか、どんな社会規範ができつつあるかを掴めるように設計しています。

AI翻訳が発達したことによって、実現したのがRuleWatcherです。あらゆる言語によって発信された各国の政府などの情報を、すべて統一言語化することで整理しています。ヘブライ語、ベトナム語、アラビア語といった発信も容易に読むことができ、つくづく自分たちが「多言語情報を取り扱える人類初の世代」であることを実感します。生成AIの時代、ますます良い問いを作れる力が求められますが、その仮説になる情報が世界の公開情報には詰まっています。こんな時代だからこそ、AIに使われるのではなく、AIを使いこなして難しい問題に立ち向かう人類として共に頑張りましょう!

参考のため昨年の様子を  https://susdi.org/wp/mvc/post-1850/ に載せております。

ご参加の方は、Peatixのチケットをお申し込みください。

・7周年記念シンポジウムチケット: ¥無料

・和飲交流会チケット: ¥8,000.-

メディア等の方も、peatixよりお申込み下さい。

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