190213 #6 資源効率指標
MVC研究会 メンバーミーティング#6 資源効率指標
マルチバリュー循環、サーキュラーエコノミーの目指すところは資源効率の高い経済社会であり、その基軸になる残存価値も資源効率の視点で論じられねばなりません。古くから個の資源効率に関しては議論が進められてきて、様々な考え方やパラメータも出されてきました。しかし現時点ではほぼ国際的な合意となっているのは、国の資源効率をGDPあたりの資源投入量で見ようということぐらいまでで、サーキュラーエコノミー等で重要になるサービスや製品の残存価値にかかわる資源効率は、LCAの環境ストレス因子のひとつとしての資源利用量として論じざるを得ない段階にとどまっているといっても良い状態です。
このような状態の中で、私たちは、積極的に資源効率の指標を取り上げで、サービスや製品の中でそれを表現していくことを強めていく必要がありますし、またそのチャンスでもあるといえます。
そこで、今回のメンバー三―ティングでは、その資源効率指標を取り上げます。まず、UNEPの資源パネルの議論でも重要な役割を果たしている橋本先生から、国際的に資源効率指標の議論の現段階と論点について紹介していただき、ついで、近年その対象を金属資源から食物資源にまでひろげたTMR(関与物質総量)の適用の展開を進めている山末先生にそのTMRの適用の可能性とそれよる資源効率の解析例を紹介いただきます。そして、実践的な資源効率指標の展開として、独自で製品・サービスの資源効率指標を開発適用を試みている例をとりあげて三宅氏にご紹介いただき、みんなで議論していきたいと思います。
みなさまの積極的な参加を期待します。
日時場所
日時:2019年02月13日 13:30ー16:30
会議室:ハロー貸会議室浜松町北口駅前3階
住所:〒105-0013 東京都港区浜松町1-20-8 HK浜松町ビル(旧:浜松町一丁目ビル) 3階
プログラム
1330-1340 あいさつ 原田
1340-1420 資源効率・循環経済指標のレビュー 立命館大学 橋本教授
1430-1510 TMRの新展開とその適用 立命館大学 山末准教授
1520-1600 パナソニックにおける資源効率指標の取り組み パナソニック株式会社 三宅氏
1600-1630 全体討論
申し込みは https://mvc190213.peatix.com/ からお願いします。
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