191018 #11 東南アジアでの循環システムの構築を目指して

CE-MVC研究会 メンバーミーティングNo.11
【開催日時】2019年10月18日(金)13:30~16:30
【開催場所】ハロー貸会議室馬喰横山5F
住所:〒103-0003 東京都中央区日本橋横山町7-20 森本ビル5階
(JR 馬喰町駅 3番出口より徒歩2分)
【題目】東南アジアでの循環システムの構築を目指して
【開催趣旨】
資源効率に富む広域資源循環は、本研究会の重要な目的の一つです。今や製品の生産と消費はグローバルに展開し、それに伴い資源循環は一国の範囲で議論できる性格のものではなくなってきました。また、消費の爆発的増大は取り分けて発展途上の国々に大きな廃棄物処理問題をもたらしており、E-waste(電子廃棄物)の問題、大量に投棄されるプラスチックの問題など多様かつ深刻な問題になってきています。このような観点から、健全な物質循環を発展著しい東南アジアに形成していくことは、単にその地方だけでなく、世界にとって重要な問題となっています。
そのような中で我が国からも循環型社会形成やリサイクルの経験を踏まえての、省エネ型アジア大循環システムの構築などが目指され、経験あるリサイクルや廃棄物処理の技術や設備などをアジアに展開して循環型社会形成に貢献しようという試みが行われてきました。一方で、中国の廃棄物輸入規制や欧州などにおけるサーキュラー・エコノミーの動きを反映したリユース、リファービッシュへの動きや、廃棄物ロジスティックの革新の動きなど、アジアの循環環境も大きく変わろうとしています。
その中で、今アジアに必要とされているものは何かを考えながら進めている企業の方がたに、東南アジアでの循環型システムの構築を目指す立場から、日本の循環型システムの生かすべきところは何か、という視点で、従来の技術、設備にとどまらない取り組みの経験をお話しいただきたいと思っています。JEMSは廃棄物一元管理システムを提供する企業であり、かつてはエジソンという名前で国内の電子マニュフェストの普及に貢献してきた会社です。またアミタは、環境戦略デザインと地域デザインを掲げ台湾、マレーシアでの循環型社会形成を支援しています。
まさに広域のサーキュラー・エコノミーの構築に向けての大きなヒントが得られるものと思っています。
【アジェンダ(予定)】
13:30  あいさつ 西田純 環境ビジネスコンサルタント
13:40~14:40 JEMSのタイのとりくみ 粟井洋和 JEMS
14:50~15:50 アミタのとりくみ 大和英一 Amita(現地よりskype参加)
15:50~16:30 総合討論

参加申し込みは
https://ce-mvc191018.peatix.com/ からお願いします
一般の方も CE-MVC研究会への参加をご検討いただいて入れば 2万円で参加できます。
問い合わせ office@susdi.org

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