一般社団法人 サステイナビリティ技術設計機構 にお越しくださいりありがとうございます。
SUSDI(サステイナビリティ技術設計機構: SUStainability Design Institute)の目指す「持続可能:sustainability」という理念は、1987年、国連の環境と開発に関する世界委員会(WCED)の最終報告書「地球の未来を守るために(Our Common Future)」(いわゆる「ブルントラント報告」)で提唱され。そこで「将来の世代のニーズを充たしつつ、現在の世代のニーズをも満足させるような開発」を「持続可能な開発」としています。以来、「持続可能な開発」という考え方は世界中で広く用いられるようになり、1992年の国連地球サミットではこの考え方を基に「環境と開発に関するリオ宣言」や「アジェンダ21」が合意され、今日の地球環境問題に関する世界的な取組の基礎となっています。地球環境が無尽蔵で無限なものではないということを認識すると、地球の物質循環や生態系の破壊、ひいては人類社会の破綻を回避するために、私たちが、地球という有限な器の中で「持続可能な社会」を築いていくことは必須の課題になっています。
そして、2015年の9月、ニューヨーク国連本部での「国連持続可能な開発サミット」で150を超える加盟国首脳の参加のもと、その成果文書として、「我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ」とその行動計画としての宣言と目標が採択されました。この目標は17の目標と169のターゲットからなり、「持続可能な開発目標(SDGs)」として知られています。
このような持続可能社会の実現には、それを支え現実化する技術と知恵が必要です。SUSDIはその技術と知恵を結集する場をみなさんとともに作っていきたいと思っています。