みんなのmy都市鉱山を活かそう

 2017年4月から2020年の東京オリンピックのメダルをリサイクル原料からつくるための組織委員会、環境省などの取り組みがスタートします。このように世界的なイベントの顕彰品としてみんなが日常使用していた電子機器の使用済み品から作られるということは、いま世界の流れがリサイクル、つまり都市鉱山を資源として生かすことにあることをものがたっています。

　しかし、このような取り組みは、オリンピックに向けた一時的なものとしてだけではなく、幅広く定着していくことが必要です。また、一方的にかき集めるのではなく、みんなの役立てたいという意思が生きるような取り組みにしていくことも重要です。

そのために、みんなが紙を資源ごみとして出すのが当たり前になっているように、まずひとりひとりが使用済みの電子機器を日常的に資源として扱えるような取り組みが必要です。そこで生まれたのが、「みんなのmy都市鉱山を活かそう」運動です。
　これからオリンピックのメダルだけでなく、いろいろなスポーツイベント等の顕彰品にみんなのもちよったリサイクル材料を使うようになると思います。そのようなときに、「いつ、どこに」という声がかかったらすぐ出せるように我が家のmy都市鉱山をバッグに入れて準備しておきましょう。