My都市鉱山バッグ運動

「2020都市鉱山メダルの会」は2017年4月1日をもって会としての活動を停止しました。
 2020のオリンピックにとどまらない持続的な都市鉱山活用や「集める」視点ではなく「持ち寄る」視点からの取り組みに関心のある方は「みんなのmy都市鉱山を活かそう」運動の「my都市鉱山バグ運動」のページにお越しください。

以下は、記録として残しておきます。


 

 

2020都市鉱山メダルの会のとりくみ

2017.02..08

2020都市鉱山メダルの会呼びかけ人代表 原田幸明

My都市鉱山バッグを広めて、
みんなで都市鉱山メダルの準備をしよう

2020東京オリンピック組織委員会は、2月1日の理事会で、オリンピック、パラリンピックの入賞メダルに使用する金銀銅をリサイクル原料で作成し、そのための使用済み携帯電話や小型家電の回収を4月から開始すると発表しました。これは、1万を超える賛同署名など多くの市民の声の力によるものです。  しかし、回収が始まるからといってすぐにメダルの原料になる使用済み電子機器が集まるものではありません。ここにこそみんなの力を結集する必要があります。なぜならば、メダルの原料になっている都市鉱山を持っているのは私たち自身だからです。

我が家の都市鉱山を「My都市鉱山バッグ」に入れて確認しよう。

リサイクルに協力しようと思って、部屋の片隅から廃電子機器を見つけ出しても、「いますぐ回収箱まで持っていくのも面倒だ」と思う人もあるでしょうし、「もっと探したらあるはずだ」とおもって中途半端でやめてしまうこともあるでしょう。そのために、いつでもリサイクルに持ち寄れるように、まず「My都市鉱山バッグ」を作ったり手に入れたりして、そこに使用済みの携帯や小型家電、アダプターなどをまとめて入れておきましょう。そして、オリンピックに向けた自治体での回収が始まったり、回収イベントが行われるときに、みんなで持ち寄りましょう。また、それを待たずに地域などのコミュニティーで「My都市鉱山バッグ」を集めて集団回収のようにするという方法もあります。

「My都市鉱山バック」は写真のようなものです。いま正面220mm×高さ190mm×マチ120mmのものを制作しています。もちろん、大きいものも入れられるように自前の袋を「My都市鉱山バック」にしても何の問題もありません。ただほかの袋と区別がつかなくならないように、その袋に貼っておく「My都市鉱山シール」(800mm×1000mm)も準備しています。これも、もちろん自分で印刷しても構いません。またDVD記録機やパソコンのような大きなものは、バッグに入れずにシールだけ貼っておくのも一案です。

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Youtubeに、自分でできる一番簡単なMy都市鉱山バッグのつくり方をアップしておきました。参考にしてください。印刷用のデザインは http://susdi.org/doc/MyUMsheet.pdf から。Youtubeは https://youtu.be/lr8ZazTutjY から。

日本の都市鉱山の蓄積量は資源国の埋蔵量ほどもあります。でも、蓄積量と埋蔵量は実は大きく違うのです。蓄積量はあるだろうけど使えないものも含まれています。埋蔵量はきちんと利用できる量です。みなさんが「My都市鉱山バッグ」で準備したときはじめて、資源国の埋蔵量に本当に匹敵するものになります。
なお、小型家電の種類とその中の金銀銅の量はこちらから。

知人に、友達に「My都市鉱山バッグ」を広めよう!

我が家の「My都市鉱山」が準備できたら、友人、知人にも「My都市鉱山バッグ」をそれぞれの家に持ってもらい、「My都市鉱山」から「Our都市鉱山」へとどんどん大きくしていきましょう。町内やグループの集まりなどで紹介して広めていくのもいいですね。またバッグの入手サイトを教えてあげるのも良いかもしれません。すでにリサイクルをやろうとして集まったコミュニティーでしたら参加者みんなに持ってもらうのもよいし、さらに皆さんに広めてもらうのも良いと思います。

せっかく広めるのでしたら、既存のバッグではなく、手作りのバッグを広めてはいかがでしょうか。B3の紙で折り紙をすると、ちょうど携帯やアダプターに合うぐらいの大きさの折り紙バッグを手作りすることができます。たとえば、学校などでみんなで折り紙の「都市鉱山バッグ」を折って家に持ち帰り、お父さんお母さんのいらなくなった小型家電を入れておいてもらうような運動もよいかもしれません。  A3までならコンビニでも印刷できますが、やはりB3ぐらいのサイズは欲しいので、こちらで印刷したものを準備しておくようにしようと思っています。

「My都市鉱山」の情報を共有して、みんなの都市鉱山マップを作ろう!

いまウェッブサイトを準備中です。みなさんの「My都市鉱山」の機器の数を登録していきます。日本全国のMy都市鉱山の状況がわかります。郵便番号を入れてもらい地域ごとの状況もわかるようにする予定です。例は、都市鉱山メダル署名の人口に対する割合です。みんな感じで地域ごとに競いながら進めるのも楽しみですね。My都市鉱山の登録は、http://susdi.org/wp/medal/regmyum/ から。さあ、My都市鉱山をいまから始めましょう。

署名県ごと

 

2020都市鉱山メダルの会   http://susdi.org/wp/medal/

事務局 (一社)サステイナビリティ技術設計機構   office@susdi.org

 

「2020都市鉱山メダルの会」への参加も賛同はこちら( https://goo.gl/DqRWb )から。

取り組みの進展や、活動状況をメールでお知らせします。