あいさつ

一般社団法人 サステイナビリティ技術設計機構

(Sustainability Design Institute: SusDI)

設立趣旨書

一般社団法人 サステイナビリティ技術設計機構 (SusDI)を2016年4月に設立しました。

21世紀にはいり世界の人類活動はこれまでにない拡張と不安定を迎えており、20世紀の後半に生み出された「持続可能性」という言葉の追求がまさに現実の課題になってきています。その持続可能性を形成していく車の両輪として、ライフスタイルや社会のあり方を考えるマインド変革の側面とともに、その物質基盤を作るフィジカルな側面での進歩があります。一般社団法人サステイナビリティ技術設計機構(以降SusDIと略します)はその持続可能性を形成していくフィジカル面になる材料技術や製品技術の革新を目指し支援していくための組織です。

従来の技術開発と異なり持続可能性を支える技術には、マスプロダクション、マスコンサンプションと異なった軽便で適合性の強い技術、カスタマイズやサービサイジングに適合できる技術、さらには身近にある資源を活用する技術など従来の技術開発とは異なった視点が必要となります。しかも、これらの研究開発は比較的小規模の個人の視点からの発想から生み出されるケースが多々あります。しかし、世界的に研究投資の大規模化が進む中で。逆にこのような技術開発や研究開発の芽はインキュベーションをする場所を見つけるのが困難になり、また、たとえ動きだしても知財の展開、製品普及など社会実装に至るには多くの困難が存在します。

SusDIは、そのような研究や開発、技術展開を支援する組織です。SusDIは、この趣旨に賛同していただける有識者を中心にアドバイザリーボードを形成し、持続可能性のフィジカル基盤となるような環境技術、材料技術、製品技術およびその関連の技術展開や企画を考えている方々に適切なアドバイスが届くようなシステムを準備します。SusDIは、持続可能性技術に関して研究アイデアを持っている方々にインキュベーションのプラットフォームを提供します。SusDIは、研究開発の社会実装に向けたブラッシュアップを知財化や応用領域とのマッチングに向けてサポートします。SusDIは、既に製品化された商品の普及にも協力します。またSusDI自らも研究組織として、持続可能性技術とは何かという課題を常に追求し、その情報を還元します。

SusDIは皆様とともに、持続可能社会の扉を開けていきたいと願っています。

代表理事  原田幸明

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